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京都3泊4日 紅葉の旅
さて、次に西塔までシャトルバスで移動。
まずは、同じカタチをしたお堂〈常行堂と法華堂〉が
廊下によって繋がっている珍しいお堂『にない堂』をお参りする。
かなり寂れていて、ここもいずれ修復が必要になるのではないかと感じました。
そこから更に奥に進むと西塔の本堂である釈迦堂(転法輪堂)が鎮座しています。
このお堂は延暦寺で現存する最古の建築物らしく、
その名のとおり釈迦如来がご本尊となっています。
なんと今回、特別拝観によって普段は一般公開していないお釈迦様の
ご尊顔を拝することが出来ました。有難や有難や…。
遅いお昼を横川方面に有る比叡山峰道レストランで食べたあと、
最初はシャトルバスで東塔の有るバスセンターまで戻り、
バスを乗り換えてホテルに荷物を取りに戻って
そのままロテルド比叡の送迎バスで京都に・・・と言う計画でした。
何しろこの比叡山という場所は流しのタクシーが居ないので
計画した時間のバスを乗り過ごすわけにはいけません。
ところが昼食の場所で悩んだがために、時間が中途半端になってしまったので
ロテルド比叡まで歩くことに・・・バスで1区間分だし、
3時までに着けば送迎バスに間に合う・・・そう思ってこの方法にしたのですが・・・
山を、この比叡山と言う山を舐めたがためにとんでもない強行軍に。
歩けども歩けどもホテルは見えず・・・とは言ってももうバスには乗れないので
ひたすら急峻な山道を歩き続けること40分・・・
3時ちょうどにロテルド比叡の入口に着いたのですが一足早くバスはスタート!
でもさすがこれが星野リゾートさんの凄いところ・・・
無線でわざわざバスを呼び戻してくれたのです。
またしても有難や有難や。まさにこっちが本当の仏様でした。
さて、この旅行の2泊目、と言うか今回の京都での宿泊は
「セレスティン京都祇園」と言う三井ガーデンの新ブランドのホテル。
今年の9月オープンで、四条と五条の間、建仁寺の真南に位置しているため、
とても利便性が高く清潔感・高級感たっぷりのホテルです。
それから、こう言ったホテルでは珍しくお風呂とトイレが完全に分かれていて、
それぞれが広めですごく使いやすい作りになっています。
アメニティもオシャレで・・・鏡が動いて個室になるというシステムや、
周りを囲まれている1階のわりには採光がしっかりしていて暗さは無く、
なによりベッドや部屋が広く申し分の無いホテルだと思います。
さて、ホテルの部屋に荷物を拡げたので、さあ晩ごはんは何を食べましょう・・・