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京都3泊4日 紅葉の旅
最終日(11月某日)
最終日になりました。
やはり旅の最後の日は本当に寂しい。
荷物をまとめてチェックアウトする時は特に・・・悲しい。
さて、そうはいってもまだ今日も予定が詰まっています。
初日の“瑠璃光院”、2日目の“延暦寺”、3日目の“三千院”、
そして最終日、これから向かおうとしている山科の“毘沙門堂”。
今回の紅葉の旅の最終目的地に選んだ紅葉の名所です。
2日目くらいならもちろん平気で歩ける距離なのですが、
足に疲れがたまっている4日目の徒歩はかなりきつく、
肩の荷物も鉛のように感じられ・・・それでも最後にきっと
すばらしい紅葉路の風景が見られるものと期待しながら頑張って歩きました。
ついて直ぐの仁王門までの参道はそれはもうすばらしい紅葉で、
辺り一面、赤、赤、赤・・・期待は膨らむばかり。
本堂や宸殿などを回り古い襖絵などを見て一通り中の拝観が済んで、
さあ有名な紅葉路は何処に?
どうやらそれは拝観料を払わずとも見れる裏の参道のことらしい。
廻って見てみると・・・ん?酷い、惨い、何これ・・・?
前日の雨のあと、強風が吹いてすべて吹き飛ばしてしまったらしい。
有るのは落葉ではなく人だかりだけ・・・。
自然は絶景も見せてくれるけれど絶望も見せてくれます。
帰り道が行きの何倍も遠く感じられました。
4日目ともなると食事で恋しくなるものは・・・カレーとラーメン。
お昼を新しくなった京都タワー内の、いわゆるフードコートでカレーにしたため
夜は、このあと最後の最後にライトアップを見る予定の
『東寺』へ向かう途中見つけた、その名も“ラーメン研究所”に入ることに。
うどんと並びラーメンにも名店が多い京都。
普通この手の名前のお店は、まあこんな感じね・・・ってところが多いのですが、
この研究所はしっかりラーメンが研究?されていました。
見た感じは、濃厚醤油豚骨か?と思いきや、
味はギトギトではなく、むしろあっさりとしていて良い感じの濃さ。
麺は、お店の壁に、他店よりも麺が固いので柔らかくしたい場合は云々・・・
と書いてあったのですが、関東から来た人間にとってはユルユルにしか思えず。
ただ疲れた私の胃にはそれが優しく、やわらかい麺がむしろ有り難い感じで、
京都の最後の食事を美味しく頂きました。