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“天使のくれた奇跡”と“神戸ルミナリエ”
3日目(12月某日)
ホテルや旅館の朝食は私にとって宿泊の際の楽しみの中でも上位に位置します。
最近のホテルはビュッフェスタイルが多いのですが、
このオリエンタルホテルは珈琲・紅茶を別で入れて席まで運んできてくれるとか、
卵料理だけ別注文するとか…ちょっとした心遣いが嬉しいと言うか格好良いのです。
さて、ホテルの部屋も満喫、時間ギリギリでチェックアウトして駅へ。
今日は神戸を楽しむため、先ずは昨日の高架下の続きです。
元町から今度は神戸駅方面に続くモトコーへ。
元町と神戸でモトコーなのでしょうが…
これが昨日の高架下とはまた違ってディープ感が半端なく、
ピアザ神戸はそれなりにオシャレなお店が多く立ち寄りたい場所だったのですが、
モトコーはシャッターの閉まっているお店が多いせいか薄暗くてジメジメ感が有り、
まさに戦後の闇市が想像出来るような場所でした。
もしかしたら3年後くらいには無くなっている可能性が高いので
興味のある人はどうぞ。
次に向かったのは元町・三ノ宮間の北側です。
昨日の南側は言ってみれば銀座・有楽町から新橋、
そしてこの北側は渋谷・原宿から新宿あたりの感じ?
一帯の西側にはオシャレな洋服屋さんや飲食店が
東側は雑多な感じの飲食店やディープな居酒屋が…
そして何と多いことか神戸牛のお店!そう此処は神戸なんです…
夜は牛を食べねば…そんなわけで選んだお店はその名もステーキランド神戸館!
中に入ると大きめのナイフとヘラが鉄板に当たるカシャカシャという音が…
お店の周りを囲むように銀色の鉄板が長く連なっていて、
その前で肉の塊をさばくこんなにたくさんのコックさん達を見たことがありません。
鉄板の上にはいたる所に山のように積まれたにんにくチップ。
まだ6時前にもかかわらずたくさんのお客さんが
自分の目の前でジュージューと音を立てているお肉を見つめています。
まさしくここはランドです。
神戸牛のステーキを安く美味しくいただけて本当に満足しました。
自分のお腹の肉が神戸牛の肉に変わったような気がします。
これで2泊3日の旅も終わりです。
2017年も日帰りから泊まりまでいろいろな旅を経験させていただきました。
その最後のクリスマスの旅もいろいろ有りましたが、
綺麗な光とオシャレなホテルと美味しいお肉で締めくくることができたのは
本当に幸せなことだと思います。