梅雨空に儚い光を求めてホタルの里へ

2019年6月某日

1日目:お城の街、音楽の街  “松本”

 

今回は松本から諏訪湖へ。

2泊3日の温泉+α(タイトルで言ってしまった)の旅です。

今日の宿泊先は松本ICを下りて北東に5〜6kmほど走ると在る温泉地・浅間温泉。

山裾の少し寂れた感のある温泉街を入って直ぐの処に異彩を放つ建物が…

今夜の宿、星野リゾート『界 松本』。

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最近の旅は何はともあれ先ず温泉で身体を安めたいと思ってしまいます。

 此処も初めて訪れたあまり知られていない…

私だけが知らないのかもしれませんが…温泉地なのですが、

そんな場所に不思議なカタチの温泉らしからぬ建物が建っていました。

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実は贅沢だと思ってはいますがせっかく癒されに行くなら

温泉の質はもちろん美味しい料理と品の良いエクステリア、高い接客力など…

私にとって必要不可欠な部分を満たしてくれる温泉宿をついつい探してしまいます。

星野リゾートさんはいつもそんな私の贅沢な要望をクリアしてくれます。

そこでもちろん明日の目的地に近いと言うこともありましたが、

『界』の中でまだ利用したことが無かった『界 松本』を今回選んでみました。

そんな『界 松本』は、松本市が音楽の町という事で、

温泉と音楽と言う普通の温泉旅館には無いユニークなコンセプトなのです。

まさに“王道なのにあたらしい‘’という『界』のコンセプトを地でいっている旅館です。

玄関を通って最初のグランドピアノが置かれている円柱形の建物の中が

フロントとコンサート会場を兼ねていて、

夕食後に2回、お腹に優しい?ミニコンサートが催されています。

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この日の演奏を聴いてみてあらためてこの円柱形のカタチが

想像以上の音の広がりを産んでいて素晴らしい音響効果になっていました。

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そして当然、温泉旅館として最も大事なお風呂ですが・・・

ユニークなものが多い『界』の温泉の中で“八種十三通りの温泉三昧”と言うとおり、

種類の多さの点でダントツではないかと思います。

露天風呂ももちろん、寝ながら入るお風呂や立ってお湯に浸かるもの。

そしてサウナ系が好きな人にも蒸気や低温、岩風呂など

愉しみが尽きない温泉になっています。

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そしてここでは詳しくお話ししませんが

此処はもう一つ、ワイン好きの人にはさらに嬉しいお宿になっています。

新しいワイナリーを味わいたい人は是非行ってみてはいかがでしょう。

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フロントは洋館のような雰囲気でもお部屋は正統派の純和風。

 

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八寸の中身を想像するだけでお腹が鳴ってしまう。

 

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何処の『界』も入口を入ってからフロントまでの道のりがお洒落で個性的です。