平成最後、桜を求めて…2泊3日滋賀の旅
2019年4月某日
3日目:国宝“彦根城”と桜
そこから送迎バスで5分ほどのところに在る『彦根キャッスルリゾート&スパ』に宿泊。
このホテルはお堀沿いに建っているので本当にお城が間近に見えます。
夜はお城が青くライトアップされ幻想的なロケーションになっています。
そして今日の朝、ホテルの窓からの景色は正に春爛漫。
石垣の上に林立する桜の木はまさに満開を向かえようとしています。
朝食を済ませて早速お城へ・・・
三重・三階・地下一階の平山城で天守が現存する12城のうちの一つです。
東西側と南北側で長さの違う長方形のお城のため外観の印象がかなり異なります。
また小ぶりな天守ながら外観に多種多様な装飾が施されているため、
多くの老中を輩出した井伊家の格式にふさわしい華麗な城となっています。
なかなか天守にまでたどり着けないのはこの時代のお城の常ですが、
彦根城にもたくさんの門や櫓が構えられていて城マニアには嬉しい限りです。
歩き辛い石段を進み太鼓門をくぐるとやっと本丸・天守が現れます。
天守から見た満開の桜と満々と水をたたえる琵琶湖の景色は正に絶景です。
たとえ年号が替わってもいつまでもこの景色が続いて行くことが
この国の繁栄と安寧に繋がる風景だと思いました。
内堀沿いには満開の桜並木が続いていて、
今回の旅の最終日にやっと本来の旅の目的にたどり着いた感じです。
終わり良ければすべて良しの言葉がまさに当てはまりました。
さて、最後に一つだけどうしても彦根で触れておかねばならないことが・・・
生誕12年を向かえたらしいのですが、
滋賀の『間撮』
琵琶湖疎水:滋賀 対 京都を決着させる流れ。
桜が満開ならそれはそれは美しい流れを見ることができたことでしょう。
ひこにゃん 対 石山ともか・・・いつか決着するか。
桜 対 城・・・永遠に決着しない美しさ。