青森の星野リゾートを巡る3泊4日の旅

3日目(2018年9月某日)

前日に渓流モーニングカフェを申し込んでいたので5時に起床。

目を覚ますとこの日は朝から土砂降りの雨。

中止かと思いきや本来は外でのカフェが

屋根のある場所でのカフェにはなりますが渓流には出かけるとのこと。

そこは星野リゾートです。長靴からコート、傘まで全て無料で貸し出してくれます。

バスに乗り込みガイドのお姉さんの楽しい話を聞きながら

走ること10分ほどで小屋のある場所に到着。

苦味のあるコーヒーを飲んでから辺りを暫し散策。

悲しいかなこの雨で渓流が濁流に変わってしまっていて散策とは程遠いものに。

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ただガイドのお姉さんがしきりに言っていたように

雨で苔が色鮮やかになっていたのは何となく理解出来ました。

早起きした効果がお腹に直ぐに表れるのは健康な証拠なのでしょう…

朝食をたっぷり堪能するため夕食と同じ“青森りんごキッチン”に移動。

早速リンゴジュースを飲んでみる。

もちろん早起きして朝の新鮮な森の空気を

たっぷり吸い込んで来たせいもあるのでしょうが本当に濃厚で美味しいのです。

朝食がビュッフェスタイルの時にいつも迷うのが洋食で行くのか和食で行くのか…

若い時は両方軽々行けたものがさすがに…

ただこの日はずっと和食が続いていたことと

リンゴは何となく洋食のイメージがあったので洋食で行くことに…

ん〜でも和食も美味しそう。

朝食を終えて次のバス乗車までまだかなり時間が空いていたので、

外はかなり雨が降っていたのですが此処は奥入瀬渓流

もう少し自然を味わってみようと渓流の側まで行ってみたのですが…

本当に残念です!天候には勝てません。f:id:ajxvileukami:20181008225305j:plain

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奥入瀬よ、さようなら〜。

さて、星野の送迎バスに乗って1時間ほどでこの旅最後の目的地“青森屋”に到着。

此処は前の2つの施設と全く趣きの違う「ねぶた」と「リンゴ」推しを

前面に持ってきた正に“青森屋”の名に相応しいホテルです。

奥入瀬渓流ホテル”もかなり大きな施設でしたが

此処はまたとてつもない広大な敷地を利用した静謐な佇まい。

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本館と西館の間が地下で繋がっていてその地下の中にレストランや

お土産物屋さんなどの施設が有るという今まで経験したことの無いパターン。

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部屋は至ってシンプルで、でもその中に星野らしい心遣いや

清潔感がちゃんと有るしっかりとしたものでした。

此処にも少し離れなところに「元湯」と呼ばれる地元の人も入る温泉が

有るとのこと早速行ってみることに。そこはそう昔の湯治場的な趣きの…

心も身体もじっくり温まるような正に『温泉』でした。

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夕食はこれまた青森の農家の台所をイメージした内装に

豊富な種類の料理が並ぶビュッフェスタイルのレストランです。

リンゴキッチンとはまた違った東北の田舎らしい少し濃い目の味付けの和食は、

後で苦しくなるのはわかっていても繰り返し取りに行きたくなる美味しいものでした。

『ご馳走様でした』

ここ“青森屋”で食事と共に楽しみにしていたのは「浮湯」と呼ばれている温泉。

周りを池に囲まれていてまるでお湯が浮かんでいるかのように見える露天風呂です。

この日も少し雨が降っていたため星空を眺めながらとは行かなかったのですが、

それでも充分にお湯が味わえる気持ちの良い温泉です。

またこの露天風呂の中の内湯である“ひば湯”が凄く気持ちが良く・・・

青森ヒバの香りは檜のお風呂のそれとはまた違った木の香りがして、

そのにおいが湯けむりの中にほんのりと漂っている感が何とも言えず

とても良いお風呂を頂きました。