香る雲に善を積む
2019年7月某日
3日目:奥四万湖
早朝4時頃に目覚めてしまい水を飲みに寝室を出た私の目の前には、
昨日の夜とはまた違う部屋の佇まいが在り、
そう普段の生活で閉め切った障子がある部屋などにお目にかかることは無いわけで、
白々としてきた外の景色と相まって別の世界に居るようでした。
さて今日は本当なら…天気が良ければ…奥四万湖に行って
SUP…サーフボードのような板の上に立ってパドルを漕ぎながら進む…
を初めてやってみようと思っていたのですが、
梅雨が明けないことから予約をやめてしまっていました…出来たかな〜?
とは言っても此処まで来ておいて“四万ブルー”と言われている
湖に映るその幻想的な“青”を観るため湖に向かいました。
四万湖に行く前までは1つの湖の全体が四万湖でその奥の場所を
奥四万湖と言うのかと思っていたらそれぞれ別の場所に在りました…恥ず!
たどり着いた奥四万湖は梅雨時期にしては水量があまり多くなかったのですが
それでもダムの上から観たその湖の色は本当に“青”く、
空が曇っているこんな天気の日でもこの景色なので天気が良ければ
それはそれは素晴らしく神秘的な“青”が見られたんだろうと思うと少し残念でした。
チャンスが有ればまた此処に来て湖の“青”の上に立ってみたいなぁと思いました。
さてこの3日間、本当に天気予報どおりだったならザァーザァーと降る雨の中で
とりあえず温泉と食事だけを楽しむ旅になるだろうと思っていました。
ところが結局のところ曇ってはいたけれど時々薄陽が射すことも有り、
もちろん外で雨に降られることは無くいろいろな所を観る事が出来ました。
最初にお詣りした榛名神社のおかげかもしれませんね〜。
合掌。
八寸…今回も食を楽しませてくれました。
香雲館
積善館
おまけの一枚
たまたま誰も入っていなかったので撮れた“元禄の湯”
昭和初期を生きていた人々と同じ釜の飯…もとい、同じ釜の湯。
『飲食のすすめ』
◆ 魚籠や・・・群馬県高崎市榛名山町360 0273-74-9255